« 暑い季節の花の飾り方 | トップページ | 湯通し塩蔵わかめ »

2018年8月 9日 (木)

陶芸家 西島隆氏の器でみる使い勝手の良い器とは

今日は器選びのポイントをお話ししたいと思います。
ネットやお店に行ってわ~素敵!と思ってつい衝動買いすることはないですか?
その買い方ちょっと待って
食器棚の現在の収納率をあなたは頭の中に記憶していますか?
収納場所がないのに買ってしまう、まずここから考え直してみたいと思います。
欲しい食器を買ったら、今ある食器を捨てる、またはAmazonなどで売る。欲しいと言っているお友達に差し上げる。
ではなにを処分するか?と思うと、私には捨てられる器が思い当たりません。
それは自分で吟味して好きな器をそろえているからです。
新しい食器を買うことより、今ある器を丁寧に使っていくことがより充実した生活が送れると思います。
ポイントはあれやこれやと新しく買わない。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
購入についてのアドバイス
① どんな料理を日々作っているか
和食が多い家庭では和食器を中心に器をそろえて、洋風にも和風にも使える24cmの皿を用意すると便利です。
今回は西島さんの器を使ってご説明しますので
和食が中心となります。
では初めに、志野焼きと黄瀬戸の小鉢を写真と共に見ていきましょう。
160804_2
さて、この小鉢はご飯茶碗にも和え物にも、色々と使えて便利です。ではどんな料理を盛り付けしているかは写真をご覧ください。
N180807
ジャコと伏見唐辛子の佃煮風 スプーンを入れてご飯にかけるスタイルができます
N180808
ジャコを入れた器をご飯茶碗に。ジャコと伏見唐辛子の佃煮風は小さい織部に盛り付けてることもできます。
N180810
同じ大きさの小鉢ですが、こちらは黄瀬戸です。マーボー豆腐を盛り付けて。漆のスプーンでいただきます。
N180811_2
ランチのテーブルです。小さいおうどんとちらし寿司の組み合わせ。黄瀬戸の器に寿司を盛り、黄瀬戸の小鉢にちらし寿司をご飯茶碗として使います。
N180812
牛肉のしゃぶしゃぶにおろしポン酢を小鉢に入れて取り鉢として使います。
組み合わせが楽しめる取り合わせですね。
② 持ったとき軽く、食器棚にコンパクトにしまえるか?
N180813
重ねてもコンパクト、そして軽い。
和食器は多彩な形と種類があります。重ねてコンパクトなら収納場所も取りませんね。
N180815
引き出し部分にはよく使う器を収納します。
N180816
形が違う器も上手に組み合わせて収納します。
N180814
箸、ご飯茶碗、お椀、湯飲みは一つの引き出しに。
②のポイントは収納しやすく軽い食器を選ぶ。
③ 和食器を多くそろえているおうちでは和食器で24cmぐらいの大きさの器をそろえておくと和洋中華に使えて便利です。
N180806
織部の24cmの器に懐紙を敷いてナスの素揚げ、柚子みそ添え。
N180801_2
焼き鳥
N180802
塩漬けした豚バラ肉を焼いて
N180803
ご飯を盛り付けて
N180804
パスタもいいですね。
N180805_2
チャーハンを盛り、かわいらしいマットと組み合わせる。
③のポイント
24cmの和皿があれば和洋中華色々と使えます。
洋食器と和食器を取りそろえなくても十分に使い道があります。
ちょっと長くなりましたが
使い勝手の良い器とは
器選びは使いまわしができるものを、軽くて収納にコンパクトなものを選ぶ。
参考になりましたでしょうか?

| |

« 暑い季節の花の飾り方 | トップページ | 湯通し塩蔵わかめ »

陶芸家 西島隆」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 陶芸家 西島隆氏の器でみる使い勝手の良い器とは:

« 暑い季節の花の飾り方 | トップページ | 湯通し塩蔵わかめ »