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2011年1月12日 (水)

日本橋三越本店 匠の技展

久しぶりに日本橋三越本店に足を運びました。
子供のころから洋服を買ってもらっていた日本橋三越。
とても懐かしく思いました。
その三越で匠の技展を見学してきました。
会場に入ると、今までに感じたことのない熱気が心を動かします。
中は中高年の男女のお客様でいっぱいでした。
驚くことに実演されている職人さんは、若い方が多いですね。作り手の若さを感じます。
若い職人さんが、これからの伝統工芸を受け継いでいくところが、心が動くことなのかも知れません。
ところで、最近始めたツイッターですが、そこで知り合いました島根の鍛冶工房弘光(かじこうぼうひろみつ)さんがご出展されているので、会ってお話がしたく三越に行きました。

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鉄はとても硬いイメージですが、丸いフォルムが素敵です。上の写真は、本来は風鈴だそうですがガラスの花器を入れると、フラワーベースになります。
夏はチリンと風鈴で楽しみ、ほかの季節では花を活けて楽しむことができます。柔らかい円形のフォルムがとても素敵でした。

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出展社一覧を見ると松田蒔絵工房さんも出展されていました。

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塗のレンゲが欲しいと思っていたので、鍋焼きうどんやラーメンの時にと思い、求めました。

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大館曲げわっぱの九嶋郁夫さんの実演を拝見していて、思わず買ったおしゃもじ。
これはすごい。手にぴったりとまるで魔法のようです。
この道一筋のかたの道具には、息をのむ美しさと、機能美がありますね。曲げわっぱのお弁当箱が6千円でしたので欲しかったのですが、コートを買う予定があったので、今回は断念しました。

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象嵌、美しいですね。これはしおりです。
この工程を実演で見ていると、右の桜の柄のしおりは5千円ですが安いと思います。
しかし、しおりに5千円はユーザーとしては、高く思います。
品物を売るこということは難しいですね。中島象嵌さんはこちらから。

最後に、もう10年以上前に、ある工房で江戸切子を見学しました。
美しい江戸切子に感激したのを今でもよく覚えています。
今回、出展されていた但野硝子加工所さんの江戸切子は、現代の生活にもマッチするとても素敵なものでした。
私たちの日々の生活の中で、これから伝統工芸品はどのように進化して、後世に伝わるのでしょうか。
テーブルコーディネーターとして私はなにをすべきなのか。
私の挑戦は始まったばかりです。

さて、昨年より交流を始めています、伊万里鍋島焼窯元のおかみさんがたとのコラボ、鍋島焼で料理を盛りつけたり、テーブルコーディネートを作ったりしています。
もし、興味のある方は右のカテゴリー伊万里鍋島焼からご覧ください。

 

 

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コメント

お~、この展示会にいかれたのですね!
知ってはいましたが、やはり出かける時間が無いので断念していましたが、ダイジェスト的にブログで拝見できて嬉しいです!
鉄の作品いいですね!
来週は松田さんとそのお友達とお食事の予定です♪
楽しみ♪

投稿: Shiro | 2011年1月14日 (金) 17時56分

Shiroさん、おはようございます。
匠の技展は会場の雰囲気が熱気を帯びていました。
すばらしい技をたくさん拝見して、刺激を受けました。
松田さんもご出展されていて
お話ができて幸せでした。
鉄の作品もすばらしいものばかりでしたよ。
松田さんとお食事、楽しみですね。
よろしくお伝えください。

投稿: いなくみ | 2011年1月15日 (土) 06時29分

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