西島隆氏作陶展に思う。。。
11月5日から11日まで、東急百貨店本店で西島さんの個展が開催されました。
今年はとても楽しみしていました。
それは、同じく東急百貨店本店のタントタントさんのイタリア料理と、器のコラボをされたからです。
私は残念ながら、食事会には参加できませんでしたが、その数々の器を拝見して、今年はさらに洋食にもぴったりマッチする器がそろっていたと思いました。
サラダボールは織部、白磁長皿には前菜の盛り合わせ。
このサラダがサービスされたときに歓声が上がったそうです。
器はお料理を盛るために出来上がっているのですね。
私が、今回とても気に入った白磁の長皿。
こちらもとても評判がよかったそうですが、お料理屋さんなどにも喜ばれそうなお皿だと思います。
李朝白磁を思わせる、やわらかいフォルム、アシンメトリーでありながら安定感を感じさせる、西島さんらしい作品だと思います。
私なら、朝ごはんのひと皿盛りに使いたいです。目刺しや卵焼き、佃煮、煮豆かしら^^
DMで使われた黄瀬戸イチョウ文楕円大鉢。
秋はチキンポトフなど盛りたいですね。スープは織部マグカップに入れて。(写真下のカップです)
春先に使うなら、新緑をイメージした野菜の煮物や、ほうれん草をソースにしたパスタなども盛ってみたくなります。
(上の写真は、私が撮影したものです)
志野三角大皿に魚料理。器の表情とお料理が良いハーモニーを醸し出しています。
志野三角大皿に肉料理。
個人的に、今回の盛り付けで一番好きな盛りつけです。器がイキイキしているように見えます。
志野八角平皿にデザート。
白磁デミタスカップ&ソーサー。
西島さんの白磁を初めてみましたが、とても温かみがあって素敵だな~と思います。
デザートとコーヒーには竹製のフォークやスプーンがあると更に引き立つように思いました。
西島さんのお話を伺っていたら、お料理とのコラボをすると、器のイメージが湧くようで、黄瀬戸イチョウ文楕円大鉢が良く売れたそうです。
器というものは、ユーザーさんから、色々な提案をだして、私なら、こんなお料理を盛りたい、軽い、重たい、使い勝手が良いなどのご意見を参考にしながら、さらに進化してゆくものなのだと感じました。
お客様を大切にする西島さんの器を、これからもずっと見守って行きたいと思います。
尚、タントタントでの食事会の写真は西島隆さんからお借りしたものです。
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西島隆さんは、個展などを中心に器の販売をされています。
私のブログをご覧になって興味のある方は、電話またはファックスでお問い合わせください。
〒509-7209
岐阜県恵那市笠置町姫栗710-17
℡&FAX 0573-27-3872
西島 隆(にしじまたかし)
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コメント
やはりお皿は料理が盛られて初めて価値があるものなのかもしれませんね。
使ってくれる人がどのように使ってくれるか、そして使い手が使いやすい物を心がけることも良い作品を作るヒントな気がしました。
本当にどれも素敵な作品です。
投稿: Shiro | 2009年11月19日 (木) 10時50分
Shiroさんこんにちは。
今日は寒いですね。
器はやっぱりお料理を盛って、そして使って価値がでますね。
食卓にしっとりとマッチする器が私は好きです。
毎日、365日、使って食卓の風景として
なくてはならない器、それが私の理想です。
投稿: いなくみ | 2009年11月19日 (木) 17時12分